無職卒業に際して、無職期間を振り返ってみる
退職エントリーを投稿してから2ヶ月、職も決まったので来月から労働します。
無職期間をざっくり振り返っていきたいと思います。
そもそも、なぜ無職になったのか
仕事をやめたからなのは当たり前ですが、「行き先決めないでやめたん?!」というツッコミがあるかと思います(実際、就活中やら友人やらにツッコミを受けまくった)。
理由を挙げると、ざっくり以下の感じ
- 心が疲弊したので休みたい
- 離れると決めた環境に長居するのは、時間がもったいないし、仕事にやる気が出ない
- 次に行きたい会社や環境は定まっているので、あとは話を聞きに行きまくれば良さそう
無職になっても、金以外で困ることはないだろ (ただし、貯金はなかった)
そんなわけで、行き先を決めずに辞める宣言をして、とりあえず会社を辞めました。
無職期間に何をしていたのか
4月の半ばから有給消化してたので、だいたい75日ぐらい休んでいた。
ざっくりこんな感じ。
- 面談やら選考をいろいろ受けた
- 13社面談した
- 実際に選考受けたのは5社
- 帰省して、温泉したり、寿司を食べた
- 飲み会(計28回)
- ふもとっぱらでキャンプ
- BBQ
- 上野と浅草で飲み歩き
- 勉強会でLT
- 引っ越し準備
- スプラトゥーン2
- 勉強いろいろ
- 週5でジム通い
- anovaと燻製鍋を買ってベーコンやらハム作った
- メンタリストをいっぱいみた
これを書いていて、休みの1/3ぐらい飲酒していることに気づいてウケた。
無職してよかったこと
転職活動に専念できた
はじめての転職活動だったのだけど、仕事しつつの転職はとても疲れると思った。 退職する2週間前ぐらいから選考を受け始めてはいたのだが、面談するにしても日中は難しいから退勤後になるし、選考フローに課題提出がある会社だったりすると仕事終わりと土日が潰れるので、精神的にも体力的にもつらい。
無職になったおかげで、面談・面接に集中することができるし、会社見学する際にも社員が働いているタイミングでオフィス見れるし、課題が出ても十分に落ち着いて取り組めたので、とてもよかった。 次仕事変えるときも、無職になってから職探しをしたい。できれば、こんなかんじで。
心身が整った
仕事で疲労困憊していた心が、いっぱい休んだりしたことで整った。
あとは、自己分析をするための時間確保ができた。 面接や面談を受けていると、必然的に自分自身について突っ込んだ質問を受けることになる。 短期/長期でのキャリアパスだったり、仕事に対してもモチベーション、自分の得意分野についてなど、ありきたりな質問ではあるけど、それを言語化するのは時間がかかるものだと思う。 実際に人から質問され、それを言語化して答えるというサイクルをたくさん回せる機会でもあったので、いっぱい悩んで、言語化することに努めた。 とりあえず、今はこういう感じの気持ちでやっていこうと思った。
重めなタスクに着手できた
読みたいと思いつつ、積読されていた本を消化した。 自分は読書を長時間できる人間ではないので、あまりたくさんは読めてなかったが、プログラミング以外にも心理学やら発声の本を読めたりしてよかった。
運動しようと思ってジムに週5で通えた。 ストレス太りしてたし、夏だから薄着になってもよさそうな程度に身なりを整えたかった。 ジムにある筋トレメニューを週1~2程度にやったり、エアロバイクを漕いだり、ランニングマシンで走ったりした。 食事制限も、糖質制限しつつ、週に2回ぐらいラマダーンする感じでゆるくやってった。 お腹周りにはまだあまり進捗はないが、体重は3kgぐらい痩せたし、手足は筋肉質になってきて、いいかんじである。
あとは引っ越しの準備。 今は都内から離れたところに住んでいるので、転職に際して引っ越すことにした。 物件探したり、初期費用についてツッコミを入れたり、電気ガス水道に電話したり、ネット契約したり、引越し業者決めたり、ダンボール詰めを始めたりした。 これ絶対仕事しながらできないって思ったので、無職中に決断して手を動かしはじめてよかった。 手続きまわりは全部終わったので、無職中に半分ぐらいはダンボール詰めを終わらせておきたいな...。
無職を楽しむための個人的教訓
いつでも無職になれるように、貯金しておこう
無職は最高に楽しかったけど、さすがに貯金がなさすぎた感がある。 余裕を持つためにも、2ヶ月分の家賃と月15万ぐらいのお小遣いを用意しとくべきだったかも。 良くないというツッコミはあるだろうけど、今回は返せる目処あるしと思って、買い物は基本リボった。
人としゃべる日を週4ぐらいつくる
無職になると、人と喋る機会が激減します。 寂しいという気持ちはもちろんのこと、就活でつらい気持ちになったときに、ぼっちだとつらいです。 リモート飲酒する相手を探すなり、面接後はそのまま飲めるように誰か誘っておくなりして、なるべく人としゃべる機会を作っておいたほうがいい。 今回は、たまたま無職期間がかぶる友人が3人ほどいたので、ある時期「無職最高!!!!!!!!!!!11」といいながら毎晩ハングアウトでリモート飲酒する生活をしていた。 次の職が決まらないつらい気持ちと、貯金が減っていくヤバイ気持ちで、メンヘラりかけていた精神がだいぶ安定したのでよかった。
午前中に週5程度に続けられる習慣をつくっておく
出社しないと、生活にリズムがなくなってダレがちになってしまう。 そう思ったのもあって、週5でジムに通っていたってのがある。 ついでに、通う時間を5:00-10:00に限定されているプランで契約したので、「あ〜。おきなきゃ〜。」とリズムをつくることができた。
実際はこんな感じで過ごしてた
- 起床
- ジム
- シャワー
- 食事
- 昼寝
- 勉強やらドラマやら家事
- 食事
- 寝る
おわりに
来週月曜からは渋谷の会社で働く感じで、無職生活もあと今日含め3日。
読みかけ途中の技術書読んだり、ダンボール詰めをがんばっていきたいなあと思います。