お気持ちの表明

思考を雑に外出していきます

放送大学、学術バーQ、道具屋の話

この記事は、学術バーQ・Communicative Bar & Cafe HANABI Advent Calendar 2025 の10日目の記事です。

最近の振り返りと、ジャーナリングみたいな記事です

放送大学に入学して4年経った

色々あって、小さい頃から他人の思考過程の考えるのがライフワークと化している感じだった。ただ、同じぐらい「ものづくり」も好きだったのと、通いやすさから高専に進学。社会人になってからも、心理学系の本を読んだりして、興味はずっとあった。

ソフトウェアエンジニアとして働いてからは、この職業は単にプログラムを組むだけが仕事ではないなあと思った。「プログラムを組む」は、「具体化された問題の解決方法」のひとつを自動化し、コンピュータ上で誰でも発動できる状態に落とし込む作業だと思っている。「具体化された問題の解決方法」の定式化が正しいか、選択した解決方法が正しいかなどを考えると、掘り下げるところはたくさんある。「具体化された問題の解決方法をプログラムとして具体化する」の掘り下げを進めると、その前段の問題や周辺環境についての認知や手入れが必要になりがちで、プログラミングの知識だけでなく、認知科学系や人文科学系な知識や思考が必要だなあとなってきた。

そんなわけで、社会人になってからも認知科学系や人文科学系の本を読んでいた。だけど、勉強しているだけじゃなくて、資格みたいな他者に証明可能なものがあったら良いなあと思った。そんなとき、豆腐さんと同じコミュニティで放送大学が流行っていた(?)のを見かけて、その流れで認定心理士のことを知った。高専(専攻科)まで出ていて学位は持っていたので、心理学系の単位を一通り取って申請すればもらえるとわかり、「取るぞ!!!」となった。1学期で2教科ぐらいのペースで取っていたが、4年通ってそろそろ所定単位数を満たせそう。

www.ouj.ac.jp

最近、学術バーQに行きがち

こんな文脈もあり、学術バーQ でも、それ系のイベントがあったときは聞きに行っていた。 最近は関心領域と近いイベントがめっちゃ増えた気がしていて、月2ぐらいは最低行ってる。

最近は、あべさんがやっている勉強会に通っている。認知科学について広く知れるし、おすすめ本情報を聞いたらたくさん教えてくれる。学術バーQには、「あちらのお客様からです」的な「イベンターに1杯奢る」システムがあるので、毎度奢りがちになっています。

x.com

講義に3回通ったらもらえる「絶対幸せになれるステッカー」もゲットした。

あと、西野さんのイベントにも行った。 出版された本の概要を読んで、読み物としても面白そうと雑に買ったけどすごく勉強になってる。 保育現場で感じた内容が詳しく書いてあって、すごく現場感を感じれて良かったです。 職場の子育てメンバーにも、子どもの観察観点としてすごくわかりやすいのでオススメしました。

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www.shin-yo-sha.co.jp

www.shin-yo-sha.co.jp

おふたりのイベントに通ってから、「観察」に関する解像度がめっちゃ高まってきた気がしてる。私はソフトウェアエンジニアとして「役立つ道具」を作っている。でも、作ったものが本当に役立つかは特定の文脈や状況に依存する。作った道具を最大限役立たせるために、道具を適用する環境や文脈についての理解や調査をするための複眼的観点の幅が広がった気がしてる。

「道具屋」

最近、エンジニアリング(工学)の定義を見直したときに、「数学と自然科学を基礎とし、ときには人文社会科学の知見を用いて、公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問」という意味があることを知った。

ja.wikipedia.org

私のソフトウェアエンジニアとしての興味は、道具を作るために必要な技能的側面が主であったと思う。でも、改めて定義を見るともう半分の要素として人文社会科学があることを再認した。スクラムマスタの文脈でよく言われる「アウトカムに注力しろ」というのは、「道具作っても、役立たなければ意味がない」という意味合いも感じていて、作ったものがちゃんと使われて役立つことはとても重要なんだなと感じている。その状況を作るためには、その環境の抱えている問題を適切に把握し、定式化し、道具化するのが大事で、そのためには認知科学や人文社会科学なスキルが必要なんだなと思っている。

最近こんな気持ちなので、エンジニアリングについて「道具を考える」側面の話と「道具を開発する」側面の話とを言語化して、来年は学術バーで発表できたらいいなーと思ってるので、来年機会があったら誰か話を聞いてくれーーーーー。